あのデヴィット・ボゥイも直葬を自ら選んでいた
2016/1/15
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1月10日に英国出身のアーティスト”デヴィット・ボゥイ”が亡くなりました。1月8日に誕生日を迎えたばかりの69歳のご生涯でした。癌を患い、18か月の闘病生活を送っていたそうです。その間に、自分の葬儀について、家族に何度も話をしていたそうです。
「騒がれずに逝きたい」「葬式はしないでほしい」と語っていたといい、その遺志をくんで葬儀は行わず、火葬にも家族・友人の誰も立ち会わなかったとのこと。18か月にわたってガンと闘ってきたボウイさんは死後の計画を明確にしていました。
ボウイさんは人々に、彼が作った音楽を共有した“いい時間”だけを覚えていてほしいと望んでいたという。関係者は「彼を覚えておくためのお葬式は必要ないのです。皆さんには彼の音楽があるのですから。騒がれることなく、大きなショーもなく、ファンファーレもなく、ただ消えたいというのが彼の望みだったそうです。
最近の有名人の葬儀のあり方や、考え方が変わってきたように思えます。今回、デヴィットが直葬を選択したことは、一般の方へ大きな影響を与えることになるでしょう。
直葬は「お金だけの問題」ではなく、「死への考え方」「生きざま」かもしれません。