”直葬”ブームは必然の結果。
2015/12/5
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12月の福岡市政だよりに「福岡直葬センター」の広告を掲載させていただきました。すると、その反響がすごく、ここ一週間は電話がパンク状態となっていました。「こういう葬儀ができるのを初めて知りました。」「詳しい資料がほしい。」など皆様の関心の高さが伺えます。やはり「自分の葬儀にはお金をかけたくない」「残された家族に迷惑をかけたくない」そう考える方が多くなってきました。これは社会の変容に伴い、必然だと思います。故人の高齢の場合、子供が定年退職している場合が多く、会社関係など故人のことは知らないが、義理で参列する方もない。ましては、入院生活が長く、近所付き合いもない。また老々介護の時代、葬儀代に何百万も支払える余裕もない。ましては必要がない。そうなると、「直葬」や「家族葬」をしたいと思わずとも、集まる家族がいない。「葬儀はシンプルに行いたい」そんな価値観を持った方が共感してくださったと感じております。
男性の生涯未婚率が2010年に20%を超え、家族のいない高齢者がこれからまた増えていきます。そうした方がわざわざ、大きな葬儀会館で葬儀を行う必要はなく、家族数人で行う葬儀で十分なのです。「直葬」と聞くと、なにもしなくて火葬だけ行い、何か故人を「粗末」に扱っているイメージをお持ちの方も多いのではないでしょうか?確かに心配になりますよね。立派な祭壇や、たくさんの会葬者がいなくても、故人を心から感謝し、送りたいと思う人が、故人と静かに対峙する時間。それこそが遺された方にとって、意味のあるお別れではないでしょうか?
見栄や世間体など外野が判断する基準ではなく、「心から故人を偲ぶ」ことがお別れで大切なことだと思います。新しい葬儀のスタイル「直葬」はそう思うあなたに提案いたします。