戒名について考える~福岡直葬センター~
2021/1/26
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〇戒名ってなに?
現在は亡くなった時に、菩提寺の住職により名前が与えられことが一般的です。しかし仏教発祥のインドでは、仏門入りの修業を経て戒律を受けるときに俗名を捨てて得る名前とされてきました。もともと戒名は、どんな地位にある人でも二文字とされていました。しかし現在では故人の地位の格付けなどの関係により、漢字10文字~15文字で戒名が付けられています。
また、宗教によって「戒名」の呼び方が異なり、浄土真宗での呼称は「法名」と呼びます。「釈号」として頭に「釈」を付け、お釈迦様の弟子ということを表します
日蓮宗では「法号」と呼ばれ、途中に「日号」の「日」を伴う決まりです。また、浄土宗なら「誉号」が必要なことから「誉」が入るなど、宗派で戒名の扱いは異なります。
〇直葬でも戒名はつけられるの?
直葬でお葬儀を行う場合にも、親族の意思で戒名をつける場合もあります。お墓がお寺の檀家にあれば、納骨を行う際に戒名を付けるのが必ず必要という場合があります。先ほど述べたように死後に戒名を付けるのは僧侶になります。戒名が必要ということであれば、生前にお寺に相談が必要になります。その場合は直葬で行う旨を伝え戒名を葬儀後に受け取れるよう確認しておくことも重要です。
〇戒名がいらないこともあるの?
無宗教のお墓に入るなら基本的に戒名は必要ありません。
直葬を選ばれている方は、宗教的儀式を除いてシンプルに葬儀を行いたいとの考えの方が多くおられます。戒名も必要ないとの考えも多いです。生前に本人と家族の意志を確認しておくことも重要なポイントになります。
〇直葬で戒名を付けるにはどうする?
直葬でも希望すれば戒名授与ができます。
【菩提寺がある場合】
菩提寺があるところへの納骨と直葬をあわせて考えるなら、前もって相談が必要です。お寺は宗派に基づいた考えなどを理由に直葬を嫌うことがあります。直葬を執り行う前に戒名を付けてもらえるかを確かめ、同意がもらえたら正式な依頼を行いましょう。菩提寺に何の相談もなく直葬を行うと、その後の納骨を断られるなどのトラブルもありえるので注意です。
【菩提寺がない場合】
菩提寺がない場合や霊園に納骨するなら、直葬センタースタッフへご相談ください。宗派にあった寺院を紹介することも可能です。
ただし前に紹介したように、納骨先が民営の霊園や無宗教のお墓などに入る場合は、必ず戒名が必要というわけではない場合もあります。事前の確認が必要です。また、戒名についても生前に家族で話し合っておけるといいかと思います。
福岡直葬センターでは事前の相談も承っております。
来館、お電話、メールなどお客様の墓希望に合わせて対応させていただきます。
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